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グラフィックボードを分解して掃除した!流水でも問題ない?【エントリーモデル】

 
ほとり
こんにちは。「ほとり」です!
 
長年、PCを使っていると、PC内部には埃がたくさん付着します。

 

 
もちろん環境にもよりけりなのですが、なかでもグラフィックボードはかなり埃が溜まりやすい場所です。
また、グラボのヒートシンクや冷却フィンなんかは、埃が付着しやすく、そして取り除きにくいです。

 

 
 
今が夏場ということもあり、グラボにはかなりの埃が付着しているはず。
ということで、今回はグラフィックボードの分解と掃除に挑戦してみました!

 

 
 
 
グラフィックボード分解後のサポートは保証対象外となるので、くれぐれも自己責任でお願いします!
 
 
 

今回、分解するグラフィックボード

 

gtx1050ti clean

 

今回、分解するのはコチラ。ASUSのGTX1050Ti(PH-GTX1050TI-4G)です。エントリーモデルなんですが、利用期間が2年ぐらい?経っているものです。

冷房の効いた部屋でもアイドル時の温度が50℃を超えそうなので、埃がスゴイか、グリスがカピカピになっているかどちらかでしょう。見た目はキレイなので、グリスがダメになっているのか?

 

 

通常は埃が多ければグリスはダメでしょうし、その逆も然りなんですが、今回掃除するグラボは一見綺麗です。

 

見ての通りシングルファンモデルで、バックプレートも付いていません。基盤+ヒートシンク+冷却ファンのシンプルな構造です。全てのグラフィックボードが同じ構造というわけではないので、今回のグラボは参考程度にお願いします。

 

分解・掃除に必要なものは⬇

  • ドライバー
  • グリス
  • 埃を除去出来るアイテム(綿棒・ティッシュ・エアダスター・無水エタノール等)

 

ぐらいでしょうか。エアダスターや無水エタノールはあると良いですが、無くても全然問題ありません。

ティッシュ、綿棒のみでも綺麗に掃除可能です。

 

 

エアダスターを用いる場合は、埃がぶっ飛んでいくので、風呂場や外などで行うといいかもしれません。そして、無水エタノールはティッシュや布に染み込ませると、安全に掃除することができます。

 

では、バラしていきます。

 

無水エタノールを用いた掃除方法

無水エタノールとは、その名の通り、水を含まない純粋なエタノールのこと。

揮発性が高く、水を含まず電気を通さない液体であることから、水に弱い電子機器・精密機器のメンテナンスによく用いられる。無水エタノールを染み込ませた布を用いたり、無水エタノールに機器を浸すことで、安全に掃除することができる。
ホームセンターや薬局、ネット通販などで入手可能。

 

 

 

グラフィックボードを分解・掃除する

基盤とヒートシンクを分離させる

 

グラフィックボードのネジを外す

 

まずは、グラフィックボード裏面にある基盤のネジ4つを外していきます。

 

この4つのネジですが、バネが付いており、飛んでいきやすいので外した後はしっかり管理します。物によっては、ネジに保証シールが貼ってあったりするので、分解のリスクを承知で剥がしてください。

 

 

 

ネジを外すと、基盤とヒートシンクが分かれ、基盤についているグラフィックチップが見える状態になります。

 

ネジを外した後は、電力を供給しているファンコネクタがあるので、外しておきます。(結構固くなっていることが多いので、丁寧に外します

 

基盤ファン

 

そして、グリスですが、見ての通りカッピカピですw

真ん中だけ、綺麗にグリスが剥がれており、適切に冷やせなかったことにも納得です。掃除をした後、再度組み立てる直前に塗り直すことにします。

 

次に、掃除道具を使って埃を取っ払っていきます。

 

 

掃除アイテムで基盤の埃を取り除く

埃が溜まっている綿棒を使う

 

 

基盤自体は、ヒートシンクやファンと比べれば埃の量は大したことありません。

傷つけないようにだけ注意して、見える埃は全て取っ払っていきます。隙間には綿棒を使うとよいでしょう。

 

 

埃を取り除いた

基盤で埃が気になるところはここぐらい。

次はヒートシンクと、ファンを掃除していきます。

 

 

ヒートシンク・ファンを洗浄していく

ヒートシンクにシール

 

このグラボには、ヒートシンクに何やらシール的なものが貼ってあるので、取り外します。(後に貼り直します)そして、付着しているグリスを拭き取った後は…

 

グラボを洗う

 

直に流水で埃や汚れを洗い流しますw

水の強さは中ぐらいで、指でゴシゴシ洗っていきます。ヒートシンク部分は、わりと鋭利なので指を切らないように気をつけてください。

 

 

安全第一を取るなら、ファンやヒートシンクは基盤同様、ウェットティッシュやエアダスターで掃除したほうがいいかもしれません。

水気があると、通電した時に回路がショートしますからね。ですが、基盤ほどデリケートなものではないので、洗った後に水気を切り、しっかり乾燥させておけば特に問題はありません。

 

「グラフィックボードを水洗い」するのは故障する可能性がありますが、分解して水洗い可能な部分のみであればOKなのです。

とは言え、ファンコネクタの狭い部分に水気が入ると怖いので、ファンコネクタは画像の通り、洗っていませんよ。

 

 

よく考えたら、ヒートシンクとファン部分なら洗剤とかを使ってもいいかもしれません。ヒートシンクの狭い部分は水気が取りづらいので、しっかり乾燥させてください!

 

 

 

グリスを塗り直す

チップにグリスを塗るグリスをファンに塗る

 

みんな大好き(シルバーグリス(Arctic Silver 5)で塗り塗りしていきます。

グリスの塗り方は人によって違いますね。へらを使ってむらなく綺麗に塗りたい人、お好み焼きマヨネーズ、う◯こ(中央に山を作るようにグリスを塗る)など、基本的には自由です。

 

僕はお好み焼きマヨネーズ▶う◯こへとやり方を変えていっているんですが、今回は適当に塗り塗りしてみました。はみ出したりして、周辺の細かい部品に付着しないようにだけ気をつけます。

 

 

基盤とヒートシンクを重ねる

グリスが塗り終わったら、先ほど外したシールを張り直し、ケースファンコネクタを再度接続します。忘れやすいので注意ですね。

 

後は分解とは逆の手順で組み立てていくだけなんですが、

ここからが一番難しいです。

 

グラボを組み立てる 難しいよ

 

基盤とヒートシンクを、ネジ穴が入るように重ねていきます。グリスが双方をくっつける役割を果たしてくれるので、しっかり上からネジ穴が入る位置で重ねることができればOKです。重ねた後は、ネジで固定するので動かしません。

これが、まあ難しいw

 

 

少しでもネジ穴に入らなければ、一度付着したグリスが離れるわけなんで、グリスを塗布した場所の周辺が汚れる可能性があります。ネジ穴が対応しているか、グラボの上から確認してもいいのですが、いかんせん位置がズレやすいので難しいです。

そこで、次の方法でやってみると上手くいきやすいので紹介しておきます。⬇

 

グラボ 組み立てる

 

画像のように、両手でそれぞれを持ちます。

そして、奥のネジ穴が両方ともしっかり対応するように斜めにつなぎ合わせます。こうすることで、奥のネジ穴が基点となり、そのまま手前の基盤とヒートシンクを合わせることで上手く重ねられます。

ネジ穴は目視で確認しておきます。

 

この方法なら、上から確認する方法よりも上手く重ねやすいはずです。

 

 

ネジで留めて固定する

グラボ 組み立て ネジ止め

 

ネジ穴が入ることを確認したら、固定していきます。

この時、画像のように片側からネジを留めていくのではなく、ネジを対角線上に交互に留めていくようにしてください。片側から留めてしまうと、その方向に力が加わってズレることで、もう一方のネジが入らなくなってしまう可能性があります。

 

交互に行っていく方法は、CPUクーラー取り付け時と一緒ですね。

 

 

完成

グラボ掃除 完成

 

ネジで留めたら完成です!

流水で洗ったからか、ヒートシンクが分解前より光って見えます。

 

 

分解前と分解後の温度変化は?

分解前

分解後

 

分解前 48℃
分解後 34℃
 
PCパーツの温度を確認できる「Speccy」というフリーソフトを用いて、分解前と分解後の温度を測定します。
 
グラフィックボードの分解・掃除でアイドル時、14℃も温度を下げることが出来ました!
今回で言えば、埃の除去よりもグリスの塗り直しが大きく影響したようですね。埃はそこまでなく、グリスがカッピカピでしたからw
 
 
 

さいごに

グラフィックボードを掃除する時は、分解せずに外側から埃を取るだけではそこまで大きな改善は見込めません。

たま〜に分解してファンやヒートシンクの掃除、グリスの塗り直し等を施すことで、より長く快適に使うことが出来ます!

 

 

今回紹介した分解方法では、あくまで一例です。デュアルファンになったり、バックプレートがついたり、グラボによって構造が大きく異なるので、参考までにお願いします。

 

 

以上、「グラフィックボードを分解して掃除した!流水でも問題ない?【エントリーモデル】でした!

 

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